TOV(R) 31~35
テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTERのストーリー 31~35
目次
31 リブガロを捕獲しに
ユーリ氏一行が、ノール港付近の平原で、金色の魔物を倒した。
これはノール港の執政官ラゴウが放った魔物リブガロ。しかし、彼らは高価と言われるツノだけ切り取り、リブガロは逃がした。
これにより、魔物自体に価値がなくなったため、執政官が納税できない者たちに狩りをさせる意味がなくなったと言える。
32 魔物のいる地下
執政官ラゴウ邸にレイヴンと名乗る賊が侵入した。彼はユーリ氏一行を囮にして、官邸内に忍び込んだようである。
その際、一行は警護の傭兵を気絶させた。
なお、ユーリ氏一行は、レイヴン氏にはめられ、地下に閉じ込められてしまった。屋敷の地下では魔物が飼われているというが、執政官がそこで何をしているか定かではない。
彼らは無事、外へ脱出できるのか?
レイヴンについて
リタ 「ちょっとあんた、あのレイヴンってのをあたしの前に連れてきなさいよ」
ユーリ 「はあ?なんでオレに言うんだよ」
リタ 「だって、あんた知り合いなんでしょ?」
ユーリ 「だから、別に知り合いじゃねえって」
リタ 「どうだか。だいたい会ったのが牢屋ってのがうさん臭すぎるのよ」
ユーリ 「……その点は否定できないな」
エステル 「変わった方だとは思いますが、わたしには悪い人には見えませんでしたよ」
カロル 「いや、けど、いい人でもないと思うよ……」
33 少女との再会
執政官ラゴウ邸の地下に閉じ込められたユーリ氏一行だが、その後、少年一人と官邸に侵入し捕まった少女を救い出した模様。
少年はポリー、少女は冒険家でパティと名乗ったという。
子どもたちを連れて、ユーリ氏一行はなお、執政官邸地下を探索中。
34 ラゴウ邸大混乱
執政官邸で火災が発生した。
官邸を襲撃した竜使いが、邸内の魔導器を破壊したことが原因と思われる。
近くを警備中だったフレン小隊が駆けつけ偶然にも法に抵触する魔導器を発見。
執政官を追及するも、船で海上へ逃亡。
追跡を諦め、騎士団は消火に専念した。その場に居合わせたユーリ氏一行は代わりに執政官の追跡に向かった。
竜使いについて
カロル 「まさかラゴウの屋敷で、竜使いに会うなんて考えてもいなかったよ」
ユーリ 「竜、だっけ?あんな魔物見るのもはじめてだったな」
エステル 「はい。なんだか他の魔物とは全然雰囲気が違っていました。あのあと、どこに飛んでいったんでしょう」
カロル 「どこかにアジトがあるんだろうけど、ちょっと情報が少なすぎるね」
リタ 「あ~、もう!あたしの前で、バカドラの話しないで。思い出しただけでも腹が立ってくる」
35 沈みゆく船から
トリム港沖でラゴウ氏の船が沈没した。
同乗していた紅の絆傭兵団の首領バルボス氏が、魔核泥棒の黒幕だった模様。
執政官らは救助艇で逃げたが、乗り合わせたユーリ氏一行は、船とともに沈んだ。幸い全員、騎士団船に救助されたが、その際、ユーリ氏は船内から少年を救い出した。
フレン氏は事情を聞くため、トリム港の宿屋でユーリ氏の訪問を待っている。
危機一髪ね
エステル 「ユーリを乗せたまま、船が沈んだときはもうだめかと思いました」
カロル 「ほんと、はらはらもんだったよ。無事でよかった」
ユーリ 「思ったよりも早く沈みやがったからな。オレも、さすがにあせったよ」
リタ 「死にかけておいて、あせったで済ませるあんたの神経を疑うわ」
ザギについて
カロル 「ユーリって、妙な知り合いが多いよね。カプワ・ノールであったレイヴンとか、襲ってきたザギってやつとかさ」
リタ 「ザギって方は妙なんてもんじゃないわよ。なんなのよ、あれは」
ユーリ 「んなもん、オレが聞きたいよ。あんなんに好かれてもちっとも嬉しかねえぞ」
エステル 「でも、海に落ちたみたいですし、もう会うこともないんじゃありませんか?」
ユーリ 「どうだろな。ああいうやつには、オレらの常識通じねえだろうし」
カロル 「やだなあ、ボク、二度と会いたくないよ」
リタ 「ま、出てきても、どうせ狙いは、ユーリでしょ。あたしには関係ないわね」
ユーリ 「ま、そん時はそん時だ」
つづく。